ef 小説 みやこ編 景編感想
ef 小説 みやこ 景編感想です。
まず言っておきますが、全年齢対象です。
その分、いろいろ変更点がございます。
両方とも全体的に大まかな流れは変わっていません。
みやこ編としては、こちらはかなり変更点があります。
原作にはなかった 紘がみやこの家に案内され
みやこの父親と接触して、親子関係の薄さが描かれてたりと
しています。
ただそれを後半の中盤あたりに持ってきているせいで
原作だとラストに明かされてる、みやこの家庭環境が
はやばや明かされて、みやこの心の吐露が早く出てきてしまっています。
それのせいで、最後に少し???となる点が出てきてしまってます。
みやこと結ばれた後、景が倒れ、みやこが景に
紘に抱いてもらった発言がなくなっています。
まぁ一般対称だからしょうがないでしょうが、
これがなくなり、小説では原作どおり景が倒れ、
そこからは紘が景にみやこと付き合っている発言だけで終わり、
それで景との接触が少なくなり、みやことも少なくなります。
??? ここでみやこと接触が少なくなる理由になりえないんですよね。
紘が勝手に落ち込んでるだけだから、みやこが話しかけてこない
理由にはなりえませんし・・・。
それから立ちなおるまでは、原作とほぼ同じですが、
かなりストーリーが改変されていて、最後が
無理やりになってしまっているのが残念でした。
景編に関しては、大きな変わりはないですね。
少し 景の性格がおとなしくなっている風には感じますが。
まぁ変わったとことしては、景のバスケ部のライバルキャラが
登場したりと、原作にはない裏の設定のような感じで、
京介 景 みやこ以外にも登場キャラが動いていて
世界観が広がった気はします。
こちらは 景というより雨宮優子のシーンが削られてますね。
廃墟での京介との接触も、意味深な台詞はないですし、
体育館に一人でいる景にはっぱをかける名台詞の
「甘えてるんじゃないわよ、お嬢ちゃん」もなくなってしまっていたり、
羽山がこの作品のキーパーソンではないかと思わせるシーンも
なくなっていたりと、景だけの物語として完結してしまっている感じですね。
両作品にも夕と雨宮の教会での語りのシーンは原作にないシーンも
ありますし、続編は出る可能性はありますが、
やっぱ 年齢制限ないときついなと思える内容でしたね。
一般でもいいので、みやこのとこはちゃんとしてほしいですね。
でないと今回みたい話の崩壊が起きますし。
テーマ : ef -a tale of memories-
ジャンル : アニメ・コミック