ノーゲーム・ノーライフ ゼロ感想
劇場版 ノゲノラ これは原作6巻の過去編ですね。あとがきで本当はゼロ巻として作者が出したかったと言っていた本編より6000年以上前の話です。原作から多少カットされてる部分もありますが、概ね同じで進みます。一番懸念していた作画での主線が赤とかで目に悪く疲れそうというイメージでしたが、過去編は作画が一新され、普通の黒の主線でシリアス路線です。カットされた部分があるとは言えそれを補うような声優さん達の演技。特にリクとシュヴィの最期はすごかったです。まさに涙腺崩壊です。
後は原作の短編集のプラクティカル・ウォーゲームの方を読んでおくとなおいいです。こちらでの話は映画でも出てきたシンクとニーナの関係と彼女もまた別の方法で戦争を終わらせようとしていたので、それを理解し映画を見ると最後のシーンとかにも感じる事があると思います。
けど原作未読者にはなんでテトといづながゲームをしているかわからないし、原作を読んでる者としては最期いづながテトに 今度は皆で勝ちにいくですとかいうシーンがカットされたのは残念でした。
そして作者もあとがきで言っていた「ジブリールを嫌いにならないでください」
原作を知っている前提の物語ですが、見る価値はあります。ぶっちゃけなのはより面白かったです。
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