ツグナヒ(1） レビュー
過去90年代にブルーゲイルから発売されたソフト｢ツグナヒ｣
96年に2を発売したが これが1である。
内容に関しては2の感想にもかいたが 主人公の妹の奈々が
権力のある人種たちに道楽で強姦され意識不明の重体に追い込まれてしまう。
それをある人物から聞き出し その金持ちたちの娘を人里離れたところに
呼び出し 妹と同じ目にあわせてしまおうという内容。
だが それも金持ちとその情報を教えた人物がグルで
主人公は手のひらの上で踊っていたというのは同じである。
だが襲うキャラは2では3人だったが こちらでは5人である。
しかも各キャラのエンドがあるので、そこは2よりいいと言える。
ただ1に関しては、妹の奈々に関しての救いのENDは二つで
一つは 意識を取り戻すが言葉もうまく話せず記憶をなくしているというもの。
もう一つは アンケートはがきを送るともらえた特典ディスクの
中に収録されている内容で2では最後の隠しEDだった、
もうひとつの悲劇が起きる前の平行世界の主人公に、
起きる妹の危機を教えるという内容である。
1に関しては妹以外のヒロインに物語があり、
2には主人公と情報を教えた人物・・そして妹を襲った人物に物語がある。
1では悪は悪であるルートで主人公が殺すという
最後までただの悪役だった。
しかし2では 生贄のヒロイン達はただ犯られるだけで
この悪役の人物と情報を教えた人物に因縁があり
ただの悪役でなく人間らしい部分が見えます。
1で妹が犯られてしまうシーンは２よりちゃんと書かれてます。
2だとさらわれて いきなり薬使われて、所々行為の内容が飛んで
意識朦朧状態で犯られてますが、
1だと 薬は使われますが、意識朦朧状態にならず、
泣き叫んだりとこちらのほうが、こちらの方がひどいかな。
さらに失神して 弄ばれた後 誰もいないうちに逃げ出すが、
途中 そいつらに車ではねられ さらにトドメで轢きなおされるという
残酷な描写もある。絵柄に関しては2のほうが上だが
ここの描写は1のほうが上である。
そして主題歌の｢CROSS TALK｣
2の感想でも言ったが、いまだ人気の高い名曲である。
2でも2006Verで歌っていたが、
本家のこちら、 I'veのアルバム 「regret ｣に収録されているが
こちらこそ、この物語にふさわしいかもしれない。
2に関しては 妹の奈々に関しては記憶を失くし
幼児退行で意識を取り戻したりと 多少は救いのあるENDがるが
1に関してはほとんどない。
しかも2にもあったけど
奈々ENDが兄弟二人で心中・・・
っていうか主人公が黒幕を殺して、
自分が戻れないトコにきてしまったと
いうことで、妹が目覚めても幸せになれないということで
病院で奈々につながれている
人工呼吸器などを勝手に止めて死んでいくという
ある意味主人公の暴挙(苦笑)もの。
それにあった歌詞で作品をやる前に聞くのもいいが
やった後聞いてほしい。こういう陵辱作品で
ありながら、ものすごく泣ける！
幸せになるには 生まれ変わるしかない感じで輪廻転生の
中でまた出会おうという感じで、ものすごくこの作品にあっている。
