千恋*万花 1巻
ゆずソフト原作PCゲーム「千恋*万花 」のコミック化です。
今回も季月えりか先生が描いており、かわいく綺麗に描かれています。
コミック版では乳首解禁されております(笑)
さらにこぶいち氏の書き下ろし芳乃のカラーイラストも収録されております。
さて本文の方ですが、こちらは原作をプレイしてるかによって感想分かれるかと思われます。
まず原作未プレイ者におきましては、ほぼ展開を受け入れて読めるのではないでしょうか?
漫画という媒体で読むことを考慮して、話の肝を押さえテンポよく進んでいきます。
キャラの立ち居地もわかりやすく、千恋万花という作品の傾向がわかりやすくまとまっております。
もし興味がおありなら原作をプレイしてみることをオススメします。
では原作プレイ者におきましての感想としては、やはり皆様予想通りかと思われますが、
話は確かにほぼ原作どおりに進んでいきます。
ですが・・・
カットされまくり・・・そう印象を抱くと思います。
1巻では共通ルートの中盤ですが、原作ではここに行くのに、
かなり時間を要します。そしてプレイ者にはわかるキャラ同士の
掛け合いの少なさが目に付きます。
まず説明不足なムラサメが最初に現れるとこ。将臣には彼女が見え芳乃にも
彼女が見えることは漫画でも描かれてますが、そこだけで
誰に見えて誰には見えないというのが描かれてません。
確かにコミックという形式上削らなければいけないかもしれません。
ですがやはりここは台詞の一言でもいいので見える人、
見えない人も未プレイ者にもわかりやすく理解させておくべきだったと思います。
他 レナの仕事先での間違った日本語のネタや他のサブキャラの掛け合いが全部カットされて
将臣の特訓も芳乃視点で彼は怠けすぎ・・・実は裏でトレーニングをしてました・・
疑ってすいませんでした・・でを終わり全部カットです。
将臣の視点で俺もトレーニングしようの一言で終わってしまってますが
ここは、彼の決意上、祖父にお願いするシーンは必須だと思われます。
アライブお得意の原作宣伝であり確かに月刊でのんびりやっていたら次の
作品が出てしまうため、需要が成り立たなくなる可能性もあり、
短期連載にするのはしょうがないと思いますが
アライブはもう少し個々の作品を大切にして欲しいと個人的には思います。