HOLY BREAKER! 第2巻 -THE WISH IN NIGHT OF THE STAR TALERS.-
あらすじ
十の武器を手に入れたものは、すべてを破壊する力を持つ――
伝承の鍵を握るのは、原始より存在し続けるひとりの魔女だった。
和泉九十九が、漆黒の魔女・ミナセと出会ってから数ヵ月。
死闘の傷も癒えたころ、新たな陰謀が動き出す。
ドイツからやって来た少女・サテンとの出会い。
そして<零>の霊法使い・リヒトとの戦いが、軋んだ音と共に、世界の歯車を動かし始める。
2巻です。前回の冬コミで1巻ですから1年待ちましたが、
今回は続きということで舞台とキャラの位置づけがわかっているので、序盤からすんなり入れます。
今回から第3勢力の登場。そしてミナセが学校に通ったりと日常的な話も入ってきてます。
さらに前回敵だった晴歌対第3勢力の対決など前回のように敵味方の1対1の単純な状況でなく
それぞれがそれぞれの思惑で動いているので、物語に深みが出てきてます。
ただサテンとリヒトが置かれてる状況とリヒトがどこにいるか?っていうのは
序盤ですぐにわかってしまうのが残念ですね。
(緋弾のアリアのブラド状態という事ですね。)
そしてやっぱり第3勢力も過去に主人公九十九とヒロイン ミナセに因縁があるという事で
風呂敷広げまくりな気がします。今回も今日はこれくらいにいしておこうで去っていくし、
あと数巻は必要なんじゃないかなと。このままの値段でいくなら一番短くて4巻。
3巻で終わらすには早すぎる。フルプライスで出したら次で完結は可能です。
評価 最高☆5つ 合計最高☆20
作画 ☆☆☆☆(いたるさん独特の絵が好きならば問題ない)
キャラ ☆☆☆☆(ミナセの喋り方を許容できればよし、そして晴歌さんの戦闘服相変わらずエロい)
シナリオ ☆☆☆(リヒトの設定がわかり易すぎ、風呂敷広げすぎて大丈夫?)
BGM ☆☆☆(可もなく不可もなく)
合計14/20