彼女が仲間になりたそうにこちらを見ている (MF文庫J)
物語はとある特区で そこはAPというゲームに関する能力が使える能力者が暮らす
土地での話というお約束的な内容。
色々なゲームに関する能力が使え 格ゲーなら 格闘が強くなったりとか
シューティングゲームなら戦闘機を具現化したりとか、
それでAPという能力者にはHPの設定がありダメージを受けたりで減って0に
なると瀕死のような状態になる。
設定はゲームの具現化というものだが、主人公の能力は
仲間になった人の能力を使えるというこれも定番かな。
あとはゲーム事情に詳しくないと話がつまらない。
レトロゲーや有名ゲームを文字ったりしてゲーム名を出してるが
元のゲーム名は大抵はなにかわかるが、レトロゲーなどでの
ネタをやられると今の世代にはわからないと思う。
むしろファミコンやスーファミ世代を味わってないとわかりにくい
ネタとかある。
そして驚いたのが 表紙にもなっているメインヒロイン(多分)が
ほぼ前半で死亡。殺されちゃうということ。
物語は主人公がどんな願いも叶えてくれるという大会に
挑み彼女を生き返らせるというのを目標として
話は進んでいくみたいな展開だが、
序盤以降その子は出てこないし
他のヒロインを仲間にして大会に挑むぞというとこで
終わるけど他のヒロインが、今のところその
メインヒロインより魅力が薄いので、
死んだままなら読みたくないなく
つまらないと思われてしまう可能性がある。
設定はありがちだが、物語は面白そうなのだが
今後どうなるか?今のところ
メインヒロイン以外のヒロインの魅力が
弱いので、そこをどうするか?
そして主人公がバロックナイトの京耶のように
記憶を消されて別の生活を送らされていて
メインヒロインがその鍵を握ってるっぽく、
魔技科の一樹のように
仲良くなった女の子の能力を使えるというものと
ありがちすぎるのも難点。
評価 最高☆5つ 合計最高☆15
絵/イラスト ☆☆☆☆
シナリオ ☆☆☆
文章/テキスト ☆☆☆
合計10/15
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