艦隊これくしょん -艦これ- 鶴翼の絆 2巻
艦これノベル 鶴翼の絆2巻です。
今回はイベントであった鉄底海峡がベースになってますね。
そして 主人公は瑞鶴ですが、今回のメインは 金剛4姉妹と大和です。
戦闘もゲームと違い、レベルが上がって装備があれば勝てるというわけでなく
リアルな戦闘なので、ゲームより厳しい戦いというのが伝わってきます。
というか、なにこの戦力差というくらい絶望的な強さだろと。
1巻でもでしたが、このシリーズは 他のシリーズと違い
かなりシリアス路線です。それぞれの戦艦の史実をベースに、
艦娘になったあとに、戦艦での自分の記憶に苦悩しながら
それと向き合い進んでいくという、流れである。
艦娘の騒がしい仲良くわいわいというのを期待するなら
別のノベルを読んだほうがいい。
それぞれの艦娘の日常のやりとりはあるが、それを主においてないので
かなり重い作品である。瑞鶴が少年漫画の主人公のような
王道な性格で、物語も王道を行ってるので
熱い展開が好きな人にはこの作品は楽しめると思う。
前巻は自分や姉の翔鶴を「幸運」や「不幸」の異名を
持とうが、運命は自分で掴み取り決めるものとして自分の
意思を通し翔鶴を助けたり
今巻では、戦いを拒否し死を望む大和に
史実での最後を共にした艦隊(艦娘)と戦わせようとして
大和の心の内をひきだしたりとか、
金剛が絶体絶命のピンチになった時に、
大和が助けにきたりとか、 ゲーム内でのセリフも
使われて、前巻は瑞鶴の「アウトレンジで決めたいよね」みたい
シーンにあってないセリフはあったけど、今回は
金剛のセリフがとにかくカッコイイ。ゲーム内だと対決のたびに聞いたりしてる
セリフでも、物語がはいるとこうも違うのかというくらいよい。
評価 最高☆5つ 合計最高☆15
絵/イラスト ☆☆☆
シナリオ ☆☆☆☆
文章/テキスト ☆☆☆☆☆
合計12/15
tag : 艦これ