ヴァンパイア十字界 感想
さて、先日とうとう完結してしまった今作。
あの スパイラル~推理の絆~の原作者が原作をやっていると
言う事で連載開始時はそれなりに注目された作品である。
内容の大まかとしては、
伝承になっているヴァンパイアの国の王である、
赤バラの異名をとる 「ローズレッドストラウス」が、
1000年前に、同族に恐れられ処刑されようとした王の
処刑が行われるとき王を守るため魔力を暴走させて
国を滅ぼしかけ、世界の何処かに封印された
王妃の「アーデルハイト」を助け出すために、
同胞達を敵に回してでも、
封印を探し出そうとする話・・・が最初の設定である。
まぁよくある王道だし、絵も綺麗だし、最初はまだ当時は
他の作品で面白いのとかやっていたし、一通り好きなのを
観終えた後に観ていたが、普通にあぁって感じだった。
時間軸が1話目は50年前だが、2話目から、現代に
話が移るので、普通の町並み、車 家 ビルなどまぁ普通に
登場である。
設定は普通に人が暮らしている地球である。
これが面白くなる転機がある。
そこの一回目が、まず、ストラウスの義理の娘で
敵側のリーダーでもある「ブリジット」の一言の、
ストラウスが、アーデルハイトの
封印を探しだすのは、助けるためではなく、
ストラウスの最愛の恋人を殺した王妃を
封印から引きずりだして、殺すためというここでの真実。
(上記の伝承はブリジットの情報操作である)
このあたりから、興味をひいてちゃんと読み始めましたね。
・・・ただこの作品は途中から、話の崩壊が始まる。
まずストラウスの最大の敵であり、代を重ねるごとに
強くなり、現代の50代目の黒鳥(ブラックスワン)で人間の
少女 「花雪」が、いきなり3話あたりで、赤バラ側になると言う事。
そして封印探索の協力という事。
本来なら、敵なのになぜ味方になるのかというのも、
一話目で49代目とたたかっているので、このあたりでも
興味を引く話にはなるだろう。・・・だが・・・、
それで何話か引っ張って、その目的が明かされる・・・。
理由としては、宇宙からの侵略者から、地球を守るのに
王の一人で軽々惑星を砕く力を秘めてる力と、
1000年前に世界を滅ぼしかけた王妃の
「腐食」の魔力の力が必要だという事と、なんか、単純すぎる・・。
それ以降は封印探索の間の過去編。
ブリジット視点で語られる1000年前の過去編。
ここにて ストラウスの最愛の人、「ステラ」の登場。
そして 王妃アーデルハイト、
ツンデレのブリジット(笑)のストラウスとの出会い等が
描かれるが、このあたりはコミックで見るとよいだろう。
いろいろな、語られていない部分など、
なぜ語られていないのか、なぜブリジットがストラウスが
アーデルハイトを殺すために封印を探すのを
知っているのかなど、アーデルハイトはどうやって
封印されたのかなど、そこに関わる後の、キーパーソンの
「セイバーハーゲン」の登場など
後の真実のための伏線などが貼られていたりなど面白い。
これで月間だから一年分くらいで、やっと終ったという感じだ。
それから、封印がとかれ、始まる伏線回収。
さらに真実は反転。ストラウスはアーデルハイトを
許していたということ・・これにてブリジットの
知る真実とは反対になる。これが最後の見所かな。
結局真実は、一番最初の 殺されそうになった王を前に
錯乱して魔力暴走だから、伝承の方が結局は正解だったと。
そして、なぜ同族からも処刑されようとしたのかも判明。
まぁこれも読んでれば予想が付く内容だったし、
なんか回収される伏線が、おぉ~!って驚くものが
ない。なさ過ぎる。・・・っていうか侵略宇宙人早く
倒しに行けよと・・・。結局最後まで、伏線回収も
簡単で波もなく、簡単な最終回まで迎えた作品だった。
なんか長文になったので、ネタバレは、別に分けて書きます。
あの スパイラル~推理の絆~の原作者が原作をやっていると
言う事で連載開始時はそれなりに注目された作品である。
内容の大まかとしては、
伝承になっているヴァンパイアの国の王である、
赤バラの異名をとる 「ローズレッドストラウス」が、
1000年前に、同族に恐れられ処刑されようとした王の
処刑が行われるとき王を守るため魔力を暴走させて
国を滅ぼしかけ、世界の何処かに封印された
王妃の「アーデルハイト」を助け出すために、
同胞達を敵に回してでも、
封印を探し出そうとする話・・・が最初の設定である。
まぁよくある王道だし、絵も綺麗だし、最初はまだ当時は
他の作品で面白いのとかやっていたし、一通り好きなのを
観終えた後に観ていたが、普通にあぁって感じだった。
時間軸が1話目は50年前だが、2話目から、現代に
話が移るので、普通の町並み、車 家 ビルなどまぁ普通に
登場である。
設定は普通に人が暮らしている地球である。
これが面白くなる転機がある。
そこの一回目が、まず、ストラウスの義理の娘で
敵側のリーダーでもある「ブリジット」の一言の、
ストラウスが、アーデルハイトの
封印を探しだすのは、助けるためではなく、
ストラウスの最愛の恋人を殺した王妃を
封印から引きずりだして、殺すためというここでの真実。
(上記の伝承はブリジットの情報操作である)
このあたりから、興味をひいてちゃんと読み始めましたね。
・・・ただこの作品は途中から、話の崩壊が始まる。
まずストラウスの最大の敵であり、代を重ねるごとに
強くなり、現代の50代目の黒鳥(ブラックスワン)で人間の
少女 「花雪」が、いきなり3話あたりで、赤バラ側になると言う事。
そして封印探索の協力という事。
本来なら、敵なのになぜ味方になるのかというのも、
一話目で49代目とたたかっているので、このあたりでも
興味を引く話にはなるだろう。・・・だが・・・、
それで何話か引っ張って、その目的が明かされる・・・。
理由としては、宇宙からの侵略者から、地球を守るのに
王の一人で軽々惑星を砕く力を秘めてる力と、
1000年前に世界を滅ぼしかけた王妃の
「腐食」の魔力の力が必要だという事と、なんか、単純すぎる・・。
それ以降は封印探索の間の過去編。
ブリジット視点で語られる1000年前の過去編。
ここにて ストラウスの最愛の人、「ステラ」の登場。
そして 王妃アーデルハイト、
ツンデレのブリジット(笑)のストラウスとの出会い等が
描かれるが、このあたりはコミックで見るとよいだろう。
いろいろな、語られていない部分など、
なぜ語られていないのか、なぜブリジットがストラウスが
アーデルハイトを殺すために封印を探すのを
知っているのかなど、アーデルハイトはどうやって
封印されたのかなど、そこに関わる後の、キーパーソンの
「セイバーハーゲン」の登場など
後の真実のための伏線などが貼られていたりなど面白い。
これで月間だから一年分くらいで、やっと終ったという感じだ。
それから、封印がとかれ、始まる伏線回収。
さらに真実は反転。ストラウスはアーデルハイトを
許していたということ・・これにてブリジットの
知る真実とは反対になる。これが最後の見所かな。
結局真実は、一番最初の 殺されそうになった王を前に
錯乱して魔力暴走だから、伝承の方が結局は正解だったと。
そして、なぜ同族からも処刑されようとしたのかも判明。
まぁこれも読んでれば予想が付く内容だったし、
なんか回収される伏線が、おぉ~!って驚くものが
ない。なさ過ぎる。・・・っていうか侵略宇宙人早く
倒しに行けよと・・・。結局最後まで、伏線回収も
簡単で波もなく、簡単な最終回まで迎えた作品だった。
なんか長文になったので、ネタバレは、別に分けて書きます。