映画 デスノート前編 感想
さてこの映画ですが、私は映画にはいかないで テレビで見ましたが、
まさに聞いた評判どおり。
「原作未読者には好評。原作既読者には不評」まさにそのとおり。
最初の始まりはおお~とか思いましたが、見てるうちに
逆にむかついてきました。
原作の名台詞をほぼカット。
(テイラー身代わりLと初対峙の時、幼稚と言われ自分で認めてるし・・
それで切れて殺してるし、あそこで切れた理由は、
悪といわれたが故であり、幼稚と解釈はありえない。
そこで二人が声を会わせる「僕が、私が正義だ(略)」の
名シーンであり今後の流れを決めるシーンをカットしてるし)
月の性格(あんなおどおどではない)など。
そして広告で言われたキャッチコピーの「天才VS天才」。
これが描けていない。Lはまぁいいとしても月が天才と
わかる発想が映画前編では描けていない。
(ノートの隠し方、部屋に入られたかの紙 ドアノブ、芯の
3段構えの説明など他多数ほか監視カメラないでの行動etc)
なんかノートで操ってなんでもむりやり可能にしてる感が
いなめない。それを思い浮かぶのが天才的という風に
考えてるつくりに思えるが、それは違うと思われる。
この作品は駆け引きが面白いのであり、なんでもかんでも
ノートで操るだけで 天才性を表そうとするのはちがうと思う。
いくら映画にするために 動きのあるシーンがほしいとしても、
ラストの幼馴染を殺すとこは、デスノートで
原作だとああいう殺し方は出来ないのでは?
(まぁ確証はないが)
これだとアニメひぐらしと同じように、原作プロモと言えなくも
ないだろう。後半をみないとなんとも言えないが
前半はよいとは言えないつくりだと言える。
あえていうなら 挿入歌 EDテーマはよかった。
テーマ : DEATH NOTE
ジャンル : 映画