FINAL FANTASY9 レビュー
PS最後のFF 「9」
テーマは原点回帰。
等身は 短くなり 絵柄は絵本のように温かみのある感じ。
モーグリ チョコボ はじめ懐かしの黒魔道士や召喚士など登場し
FFを過去から知っていると嬉しい設定。
さらに敵に過去のFC時代の敵キャラが出てきたりと、
ファンには嬉しいサービスが。
主人公は ジタン いままでの人間ではなく
シッポが生えた別人種(ネタばれになるが ある存在のために作られた存在)
そしてヒロインは ガーネット 王女様なのだが このヒロインには
DISC1枚目に 最大のトラップがある。
この子は 王女でなく 一人の人として見てもらいたいと
いうことで 別名を名乗りたいという感じになるのだが
そこで ジタンの持ってた短刀(ダガー)を見て
ダガーと呼んでほしいというが、これがトラップ。
名前決めの画面になり ダガーにしてしまうと
最後のEDまで 「ダガー」と呼ばれ、
ジタンがEDで 「愛しのダガーに会わせてくれ」のようになり
感動が ある意味ネタになってしまうというトラップが待ち構えてる。
物語りは どこかの怪盗モノのように ジタンとその一味が
ガーネットをさらってほしいという
ような依頼を受け ガーネットをさらうのだが、まぁこれも
ガーネットからの依頼ということで トラブルに巻き込まれながらも
なんとか 城の外に出ることができ
そこから物語は 始まるのだが。
CGはいままでのPSの中では一番きれいで それでいて
温かみがあり まさにファンタジーである。
フィールドマップにおいては、初のフィールドマップでの高低差。
高い山の上に村があったり その下にも建物や入口があったりした。
この物語上 重要なファクターの「霧」が一部のフィールドマップに
蔓延してるため、飛空挺を手に入れると 高い山の上には霧がなく
下を見ると霧が蔓延しているという風に、細かい設定もあった。
音楽は主題歌の「Melodies Of Life」のアレンジがほとんどで
いい音楽なのだが ある意味手抜きともとれなくはない。
戦闘は それぞれが固有ジョブを持っていたりで
キャラのパーティも色々楽しめた。
ステータス異常の回避がかなり難しく、回避できないのもあったりと
複数同時異常をやられると回復がかなりめんどくさい。
トランス状態というリミットブレイクのようなのがあり
キャラの力がまし 特殊技が使えるようになって
赤く発光 姿も少し変わるのでジタンなんて シッポがあり
さらに全身赤い体毛で包まれるという、まさに
スーパーサイヤ人4になれる。
シナリオは召喚獣という存在が主要ポイントをしめ
美麗なCGで暴れまくります。召喚士という存在が重宝され
文明もそんなに発達してないファンタジー世界で
召喚獣の存在やジタンの存在などに迫って一つのとこに
行きつきますが、ぶっちゃけ 裏の主人公は
黒魔同士で序盤から仲間にいる「ビビ」です。
他の道具として製造される黒魔道士と自分とに違い
存在意義など問われ・・・EDでは・・・・・・・。
とまぁ色々盛り上がるのだが ラスボスが、まったくこいつは
空気読めというくらいに いきなり 前フリなしにでてきて
全てを滅ぼしますと言ってでてくる存在
「永遠の闇」
まったくKYとしか言えません!
このFFに関してもCD4枚組でしたが よかったのは1枚目だけで
後は
CGムービー乱用で 一つのでかいシナリオが終わったらCD交換ということで
広く浅くになってしまっている。
せっかく原点回帰と銘打ったのに、シナリオが最後にいくにつれ
雑になってしまっているのは残念でした。
↓のCMなんて反則すぎるくらいの出来です。
見た瞬間 鳥肌がたち 感動ものです。
その分 裏切られた感が大きかったですね
テーマ : ファイナルファンタジー全般(11除く)
ジャンル : ゲーム