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True tears〜アニメ版〜 感想



元は同名タイトルのゲームから、キャラや設定すべてオリジナルのアニメ化です。


人によってはゲームの依澄れいさんのキャラの方がいいという方も
いるかもしれませんが、個人的にはこちらもいいです。
コミケでプロモ見てから見てみようかなと思った程度ですが
まさか今期にCLANNAD シャナと同じくらいに来週が楽しみに
なる作品になるとは思いもよらなかった。

おおまかな出来としては
絵本作家を目指す主人公の「仲上眞一郎」を中心に描かれる周りの
少年少女たちとの関係や年頃のの微妙な心理を描き
「涙」をテーマに描かれていきますね。

主にメインヒロインとしては
この作品でのキーパーソンの
涙をなくした少女「石動乃絵」
すこし電波系かと思いきや、
人の心にかんして鋭い部分をもっている。

彼女が使う「飛ぶ」という言葉
「涙」と「飛ぶ」という言葉 
1話目からの鶏小屋で飛べる(と思ってる)
「雷轟丸」と飛べない(と思ってる)「地べた」
この存在が最後まで深く関わります。


眞一郎の家に居候する幼馴染の「湯浅比呂美」

この作品のすごいとこの一つは最終話まで
ヒロインを決定させないで最後まで
視聴者をもやもやさせたとこがすごいだろう。
乃絵ルートかと思いきや比呂美ルート・・かと
思いきやまた裏切ってなど・・・本当に最後まで
どちらと結ばれるか示しませんでした。

まぁ見てると眞一郎が最後まで決着出さず
「へたれ」だと思う時もありましたが。

一般的に見れば
眞一郎と比呂美が一話目からお互いを
意識しあう描写が描かれてますが、
なぜ進展がないのか?なぜ居候してるのか?
なぜ眞一郎の母親に邪険に扱われるのか?などなど
6話あたりでの比呂美の告白によって明かされます。
だから、比呂美が距離をとっていたのだと。

そして乃絵に関しては、いきなり知り合った関係ながら
眞一郎の心を見透かしたかのように踏み込んできて、
眞一郎が前に進むためのきっかけを与えることに。
最初は死んでしまった雷轟丸のかわりにと
「飛べる」眞一郎と一緒にいますが、
後にその中で、それだけでなく
眞一郎の事が好きになっていって、
乃絵も成長していくことになります。



そして眞一郎は彼は彼で、迷いのせいか、
乃絵の兄貴である純との取引で
乃絵と付き合ってやってほしいという
純の願いに反発からか
偶然聞いてしまっていた
比呂美とその友人との会話で
比呂美がごまかしからか
バスケの対戦校にいた
純の事を好きだといってしまった事から
純に比呂美と付き合えるのかという条件を
純がのんでしまったために
眞一郎は乃絵と付き合うということになり
事態はややこしくなることに。

まぁこの時点で純が明かす石動兄妹の過去の話から
12話で純が明かす乃絵の事を女性として好きだというのはなんとなく
垣間見えてますが・・・・・。


比呂美がなぜ眞一郎と
距離をとっているのかが明かされます。
それは眞一郎の母親が偶然に
比呂美をののしるために言ってしまった言葉
二人が父親が同じで兄妹だからという言葉・・・
好きだけど兄妹だから関係が進めない、
その何気ない心無い言葉がずっと引っかかっていたため
前に進めなかったのです。

視聴者からすれば、母親がなぜ比呂美を邪険に扱いながらも
それにたいして何も言わない眞一郎にたいして
やきもきしていたのが6話でハッキリいってくれたのは
すっきりするところでしょう。

そして兄妹だという疑惑からかギクシャクするふたりですが
ある事件をきっかけにその疑惑は解け、
母親の嘘というのがわかりますが、
この母親のがなぜ嘘をついたのかは
大まかには描かれていますが
細かくは描写されていないです。
そして眞一郎の母親と比呂美の関係もここから
変わっていきます。

そして眞一郎とも・・・・。

二人は兄妹じゃなかったということから
ここからいままで、なにもしてこなかった
比呂美が積極的アプローチを
かけてきます。
しかし、眞一郎は乃絵の事も気がかりに。
自分の書いた本をちゃんと読んでくれた乃絵。
自分にたいして踏み込んできてくれた乃絵に
たいしても踏ん切りがつかない様子。

しかし乃絵は比呂美が妹でないことがわかる事件により
眞一郎の心が自分でなく比呂美に向いてる事が
わかってしまい、彼女も苦悩します。

そして比呂美が眞一郎の家を出て一人暮らしをすることに。
そこで眞一郎はやっと自分の気持ちに素直になり
比呂美に全部ちゃんとするからといいます
↑このシーン 挿入歌付きで、この作品中TOP3に入るシーンですね。
個人的にもこのシーンが一番好きです。


さてここで比呂美ルート確定かと思いきやまだまだ
はっきりさせてくれません。
ちゃんとするからといいんがら乃絵に切り出すことが出来ずに
ちゃんとできずに苦悩します。
そして祭りの踊りで花形を勤める自分は、 誰のために踊るのか?

その答えは「乃絵」のためでしたね。
自分が絵本を書き続けられたのも、
前に進むことが出来たのも
すべて乃絵がいたからとう答えにたどり着きます。
祭りの準備中 比呂美が眞一郎が一番見える場所は
という質問に乃絵にはちゃんと答えたのに、比呂美には
無理してみることもないと・・・・。

この話の12話あたりから 比呂美がすごい行動や
発言 連発です。
乃絵を見かけて周りで彼女か~と言う発言に
「彼女は私です」とか
祭りの中 会った乃絵に
「私達 やっと素直になれたのだから もうかまわないで」など
ある意味黒いとも取れる発言連発です。

そして祭りで踊り終えた眞一郎を出迎える比呂美ですが
それを振り切り向かう先は乃絵の所です。
けど乃絵は自分が飛ぶために学校の樹に登ります。
自分が飛べない「地べた」と重ね、自分がなにも見えてなかったと。
乃絵は飛ぶために樹から飛び降ります。
そして足を骨折することに。

一夜明けて 学校でヒーロー扱いされる眞一郎。
そこに家にきてほしいという比呂美。
その中で祭りの日の焦りからかさらに大胆アプローチ、
しかし眞一郎に指摘されて我に返ります。

そして眞一郎に帰ってもらい、翌日眞一郎の家を
訪れる比呂美。そして告白。

そして眞一郎はちゃんとするために
描いた絵本を見てもらうために見舞いに行きますが
乃絵は見る事を拒否。
眞一郎は海に捨てに行きますが、
そこに松葉杖で苦労しながらも歩いて来た乃絵が・・・
眞一郎は全てを告白します。
自分が好きなのは「湯浅比呂美」だと。
乃絵も眞一郎の絵本を見て答えを出します。
眞一郎が自分が飛べると信じていてくれるなら、
自分は前に進めると。
乃絵は一人で病院に帰るといいます。
ここが乃絵が自分で前に進むために
自分で歩き出す1歩です。

ちゃんとした眞一郎は比呂美の家に、
しかしそこには比呂美がいなく
いたのは過去の思い出の場所です。
そこで眞一郎が告白します。
これにて一応この物語は収束を見ます。
それぞれが、それぞれの答えを見つけて
進んで行きます。
乃絵も友達を作り、前を向いて歩いていきます。
最後に来るのは鶏小屋・・・ここで終わりですが、
最後に乃絵の涙らしき描写がありますが・・はっきりと
本人から流れている描写はないので
さてそれは視聴者の想像に・・・と。

さてこの物語は一話目から涙を流せない少女との
出会いからと面白い展開が続いていきますが、
「涙」という描写は結局最後に
眞一郎が一つの答えにたどり着きますが
それ以外は、
涙が流れるシーンはあっても、
むしろ「飛べる」という事の方が強調されてましたね。

後 ぶっちゃけ眞一郎の母親が余計なこと
言わなければ普通に二人は進めたのにね・・・・と。
ただ この母親が比呂美の母親と写真を撮るくらい
仲がよかったのに、なぜそこまで嫌悪してしまったのか
という描写があまり詳しく描かれてないのが残念でしたね。
妹発言が嘘なら・・なんで嘘をつく必要があったのかなど・・・。

もう一回、最初から見直せばさらに伏線が垣間見えて面白いかもしれないですね。
この作品も名作ですね。
ただ12話あたりがものすごく荒れましたけどね。
これで乃絵に行っていたら・・・まぁね・・さすがに
ファンは怒るだろうなと。
個人的には比呂美に行くとわかっていても
12話~13話の1週間は早く見たくてやきもきしてましたから。

ただ比呂美ENDにいく伏線はところどころに
あるんですよね。
感想には細かく書いてませんが、

[比呂美が一人暮らしをはじめたのが物語り中盤だった。]

[形だけつきあっている純が
恋愛対象としてみている乃絵の元にいるのがつらくて
離れようとする。」

つまりこれが、伏線で、仮に乃絵ENDにいくなら
まず中盤で比呂美を一人暮らしさせないで
最終回に純に付いていく設定にするはず。
二度も住む場所を変えるのは、
眞一郎の母親との関係が良好に向かったのに
たいして意味がなくなるからだ。

う~んこっちでもゲーム化してほしいかも。
比呂美ENDで個人的には比呂美が好きなのでよかったですが
乃絵にいったらどういう答えが出たか見てみたいですね。

テーマ : ture tears
ジャンル : アニメ・コミック

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