映画 ドラゴンボール超 ブロリー レビュー
先月に見に行ってたけど書く暇なかったので今書きます。とりあえず過去のブロリーとは比べない方がいいかもしれませんが、個人的には過去のブロリーの方が好きです。今回は人間らしいというか、別にブロリーでなくてもよくね?な感じでした。
過去編のベジータ王やバーダックが出てくるのは、これも昔のアニメオリジナルのやつとは違い、バーダックに奥さん?がいたりカカロットを地球に逃がしたりと、いいお父さんをしています。これはこれでありと言えばありで、最初に見てればこっちも好きになりましたが、やっぱり昔のアニメオリジナルの方が演出としては好きだ。
フリーザに関しては、ギャグキャラと化しており、レッドリボンの総帥と同じような願いっていうのも、鳥山原作のネタと言えばネタでいいですが、やっぱりフリーザは悪役でないと。でもフリーザを復活させて今後強くなる可能性を残したのは、鳥山明の意地というか編集サイドに対して、自分の意思を貫く感じがしました。当時はフリーザで終わらせる予定が編集サイドが無理やり引き伸ばしたとか色々噂が流れてますし、フリーザをやっぱり最強の敵である位置づけにしておきたいという考えで復活させたようにも個人的には思えました。
バトルは、神と神からの新作以降はなんか悟空達が余裕ありありのお遊び気分で戦ってる感じがしてZ時代の生死をかけた緊迫感がない気がします。映像自体に迫力はあるんですが、なんかこう・・・う~ん?って感じがします。ただブルーゴジータと赤髪ゴッドのベジータはかっこよかった。
そして一番の問題点がこれは円盤になったら直して欲しいですが、作画酷過ぎ。新人らしいですが、顔も所々崩れていましたし、悟空達の体の筋肉が全然描けてなく線もたりなくスカスカでZ時代のがっしりした体格でなく作画完成してなくね?な感じでした。
歌も途中の挿入歌?というかキャラ名をシャウトして叫んだりとか邪魔だし、EDテーマもまぁEDテーマならいいかという感じで、世間が評価する作品に一致するとか神曲とかいうほどでもなかったのが個人的な感想でした。
円盤化して作画が修正されるならもう一回みてもいいかな程度の内容でした。
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