クオリディア・コード アニメレビュー(ネタバレあり)
いろんな作家さんが前日譚を書いて本編がアニメ化されたクオリディアコード
1クールしかないからノンストップ突っ走り状態で最後まで行きましたね。
閑話休題的なのが2話目だけ。あとラノベの前日譚が意外に重要なポイント占めてたり。
1話目はもう露骨にキャラ紹介の無双状態で2話は他のキャラの紹介。
3話からは東京 神奈川 千葉の順にメインが変わり、進んでいくが、いきなり4話でメインヒロイン張ってる?
カナリアが退場という衝撃展開。さらに神奈川陣営の二人もその後退場で残ったのは千葉組だけという展開。
地味だったけどだけど一番おいしいとこを持っていく千葉陣営(笑)
残念なのが2クールでなかったこと。
ネタバレの世界の真実。自分の陣営がまったく逆になる展開。
(これなら前日譚東京編の異常な人間の価値観も納得いくし)
まぁ途中のロングヘアのような新型アンノウンが出てきてそれが周りの敵(アンノウン)の能力強化。
さらに次に姫とほたるが消えた後に出てきた新型もポニテっぽいのやマントのような肩幅が広い形などで
なんとなくネタバレにはたどり着きますがね。
まぁ設定は王道と言えば王道だが、そこからの物語の深みが足りない。
アンノウン側も絶対悪というわけでないような展開だからこそ、そちらの掘り下げもしてほしかった。
10話までネタバレしないならいっそ1クール偽世界編(正確にはアンノウン陣営)をやり
2クール目から世界真実編をやればよかったんじゃないかな?
1期は最終話に朱雀とカナリアが再会して、真の人間側の陣営へようこそ!とかで
終わればよくなかった?(まぁこれやると1期目の円盤の売上かなりやばいだろうけど
・・主にカナリアが序盤退場のせいで)
2クール目は人間側だとしても、これアンノウン=問答無用の敵な感じでしたし、
さらに踏み込んで朱雀達主席組が第3勢力になる展開もよかったんじゃないか?
最終話も青生が裏切るが、物語的には姫を裏切らせたほうが盛り上がりそうだけど、
姫は少しアホで子供っぽいが、芯が通ってるから、戦う事に迷いはしても裏切るって
真似はしないと思う、だけど真実を知って裏切るキャラが居たほうが盛り上がるからという
ことでそこに青生に白羽の矢がたったというわけですかね。
やっぱこれも2クールあっての演出でやってほしかった。
敵と共に去り次に会うときは性格 服装や髪型 目つきまで違うキャラとして
立ちふさがる。これもまさに王道ですし。
とりあえず主人公は朱雀でなく舞姫だと思う。
姫と王子両方の役をになってたし(笑)
とりあえず大きいプロジェクトだったんだから、もうちょっとやってもよかったんじゃないかなとは
思う。二期は無理でも映画化くらいして欲しかったな
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