インフェクション 2巻
マガジン本誌の方で1話目から見てますが、ここいらがピークというか分岐点だったと思う。
内容的にはバイハにエロ要素が加わったようなものだが、ここで作者は最大の失敗を
犯したと思う。それは主人公の妹の香里を殺したこと。
まぁ正確にはコールドスリープみたいになっちゃって目覚めるか不明ってとこだが、
多分最終回ラストあたりに目覚めるんだろうなと予想。
キャラとしても某艦これのぜかましちゃん似のロリ枠で戦闘技術も小学生にしては高く、
回りを鼓舞しお兄ちゃん好きという美味しいポジションを持ち、1巻の脱出劇で助かったと思ったらリタイア。
これから主人公が妹を失ったショックと目覚める可能性にかけて消防隊で戦っていくが、
これだけ人気が出そうなキャラを離脱させてしまったのは完全なミスだと思う。
さらに3巻収録内容で、2巻にちらっと出ていたロリ枠の子も救助のわずかな差で
保菌者に食われてしまうというこの作者ロリ嫌いなんか?
と思うくらいひどい最後です。そして香里と違い腸食われたりの
最後ですので復活しません。
個人的には この2巻で家に帰ってきた主人公と香里が風呂に一緒に入るシーンで
香里が言った『怖いね明日が来ないって」というセリフは印象に残りました。
後に主人公にかかる災難で思い出されるこのセリフ。
これだけ普通っぽく過ごしてるのに、あと数時間で妹は死んでしまう事実に対しての
兄妹の恐怖や悲しみがこの一言から伝わってきます。
ただこの香里が死んだ次の回で実は死んでないってわかるのって
これ読者からかなり批判から死んでなく眠ってるに変更したんではと予想。
じゃなければ脱走前に消防士達が教えればいいだけだし、無用な危険は減らせるしね。
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