囮物語
化物語シリーズの新作 今回は撫子メインです。語りは撫子です。
しかも 今回はこの巻で完結しません。
というか 冗談のように言われていた撫子ラスボス説が
本当にそのままになりました。
アニメだけみてると 彼女の本質を知ってしまうと
かなり衝撃的です。本質はキレ子でヤンデレですからね。
最後には神になり阿良々木君と忍を倒してしまってますし
さらに 動けなくなった忍をただ動いてるというだけで
動かなくなるまで攻撃するという怖さなど、
色々な意味で凄いです。
個人的には 最後の電話でガハラさんと会話するとこが
好きですね。神となった撫子に一歩も引かないで
普通に世間話でもするかのように話の主導権を
握っていくというガハラさん さすがです!
この話の完結は次の次にでる 恋物語で完結するみたいですが
どう締めるのか。人で無くなった撫子がどうなるのか
見ものですね。
それにしても やっぱりこの人の作品は言葉遊びや
使い回しが上手い。
今回は 撫子が蛇の怪異に取り付かれ脅され
神になるまでに至ったかの
ように見えて 実は最初から撫子の妄想で
そんな怪異は最初はいなく、全部撫子が
都合のいいように選んだ現実での出来事が
その蛇の怪異を現実化してしまったという事だが
そこに至るまでの経緯をちゃんと読むと
撫子の妄想というのが はっきりと
わかるように書かれている。
どこかの竜騎士みたいに
筋も何も通っていないへたくそな
こじつけしてないですし
上手いと思いますね。