劇場版 機動戦士ガンダム00
とりあえず BDとか出ましたが 映画には行かなかったのですが、
戦闘シーンは 映画館で見たいと思うほど迫力がある半面、
個々の機体が何をしているのか 分かりにくい面が多々あった。
多量のビーム兵器やファンネルでごまかしている雰囲気があった。
来るべき対話で 最初の方は盛り上がるのですが
その相手 エルスが出てからは ちょっと・・・・・って感じでした。
エルス自体が大量に出てきて 画面が見にくいというのが本音でした。
むしろ 普通の連合クラスの師団程度の量でよかった気がする。
しかも エルスはしゃべらないので 人類サイドがただの落下隕石処理って
感じがした。
人類が苦戦したのは ただ大量にいたからじゃんって感じでした。
どうせなら映画 インデペンデンスディみたく
巨大宇宙船と人類を超えるテクノロジーでガンダムでも対抗できないとこで
なにか対抗策を見つけて・・・・という方がよかったんじゃないかな。
たしかに最後に00クアンタが出るまで勝機はなかったけど
それはやっぱりただの物量に負けてただけですし、
こちらの機体とかのコピーや学習機能はよかったけど
やっぱり物量に負けたとしか思えないですね。
さらにアンドレイやグラハムがあっけなく死にすぎる。
ここは小説の方がいい。
アンドレイは死ぬ間際 脱出を考えるけど それよりも自爆を選ぶ決意の
描写やグラハムの刹那のために道を切り開くとこも
映画だとあっけなく終わってるけど 彼も最後に過去の戦友の事を思いだしたり
刹那の力になりえることの嬉しさなどの描写がしっかりと描かれていて
映画より感動がある。
ついでにコーラサワ―も映画だと自爆するけど
小説は偶然に残骸が盾になり
助かり そこをクアンタが通って行って さりげなく悪態をつくシーンがあったり
カティに対する絶対の信頼があったりとかなりカッコいい!
だが小説より映画のほうがよかったのは 沙磁とルイスのセリフがない
表情だけで語る描写はよかった。
最後の老マリナとメタル刹那の再会も小説の方がいい。
刹那がいなくなった後の世界がマリナの心理描写で語られてますし
再会としてのゆったりした間がある。
映画は 時間がないのか駆け足過ぎて 追加EP程度にしか思えなかった。
もうちょっと いいシナリオがあったんじゃないかなと思う。
というか アンドレイとグラハムは殺してはいけないんじゃないかな。
アンドレイは父殺しの汚名を背負いそれで軍人として生きていくべきだし
グラハムも刹那がいなくなった後に 刹那にあって変わった人生を
ちゃんと歩むべきであったと思う。
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