日常日記

まずタイトルの意味ですが世界規模とか世界が滅びるではありません。
そういうのを期待してるならおススメはできません。
そういう意味でなく　この仲間達のある意味わがままを通す感じです。

文化祭前に向けて調査していた　眠り病　幽霊出没　事故多発地区の謎を
調査するうちに
主人公の幼馴染である佳織がある事故に巻き込まれてしまい昏睡状態で
仮に目覚めても
まともに生活できない体になってしまうというのが根本になります。

それにたいして愛理が　手に入れていた謎のAIとかを使い
佳織の意識を別素体にダウンロードさせる案を出します。
10数年後　主人公　奏が皆の力を借り　素体を完成させるが
ダウンロードは失敗に終わり、ならばとその素体を
過去の佳織の事故にあった時におくりこみます。
その素体が転入生の古川ゆいとなります。


とまあ　ようは佳織の事故を防ごうというのが
作品の主目的であり、攻略順も決まってますが
必ず　佳織は必ず事故にあい終わり　ゆいがつくられ過去に送られると
いう繰り返しになります。
劇中で　佳織がそういう因果に囚われているといわれ
その因果から解放するのがゆいと未来の奏達の願いであります。

それで因果がどう作用するかわからないからなるべく過去を変えずに
当時を同じ状況を作りながら　寸前で佳織を助ける方法をとり
ある方法で最後のルートで佳織は助けられますが・・そこから
今度はゆいを存在させる物語になります。

佳織が事故にあう＝素体　ゆいがつくられる＝過去に送られる
事故に合わない＝ゆいがつくられないということで　ゆいは消えてしまいます。
そのゆいを消させないために　佳織が奏が助かった未来(学生時代)から
数週間前の奏とゆいが初めてであった時にゆいを送り
彼女に記憶のバックアップを残すようにいいます。

そして今度はゆい視点で最初の佳織ルートを辿ります。
そしてここでも事故の原因が変わってしまい
(佳織ルートだけ事故の原因が他のルートとちがう)
困惑するが　身を呈して事故を防ぐが　そこでゆいの存在は消えてしまう。

それから日もたち　ゆいの存在の記憶は奏達から消えてしまうが
奏達の中に違和感が残り　それですっきりしない中
未来の愛理のアドバイスやゆいが残したピースをつなぎ集め
ゆいの存在を思い出し、ゆいを作りだす事を決意し　14年後にゆいを
つくりだす事に成功　そこから未来が始まります。





とまぁもの凄く簡潔にかけばこんな話だが、所々話の破たんが酷い。

それぞれのキャラ攻略(佳織が事故にあうまで)をクリアすると
アナザーが解放され　それぞれの個別ENDを見れる。
その中に佳織のアナザーもあり事故に合わずに平和な日常　ハッピーENDを
迎えられる・・・・・因果が強大でなるべく過去にそった
大きく改変しないように寸前で佳織を救うという作戦を立てるほど
なのに簡単に回避できてしまっている。
因果=強大というわりには　その強さが伝わってこない。
そこまでいうなら　ひぐらし見たく　必ず大災害で絶滅する。
多少未来が変わっても　回避できないという固定結果が
あったけど　やるならそこまでやってほしい。
結局　佳織は　その事故回避したらOKな感じでしたし。

アナザーはおまけなので無視してもいいが　ゆい視点になると
実は　愛理とゆいは眠り病や事故多発　幽霊など
ほぼ最初(ゲーム開始時点数日)で全部理解してしまっている。
原因は科学でのこじつけである。
奏達は愛理　ゆいの手のひらの中で踊ってる感じになってしまっている。


話の主目的は　佳織を救うからゆいを存在させるに変わってしまっている。
しかもメインぽく扱われている佳織が一番Hシーンも少ないという
酷い扱われ。

愛理も最初から　ほぼ佳織が事故にあう可能性を察していたり
未来からアドバイスを与えにくる未来の愛理の存在を知っていたり
ゆいの事をすぐに未来から来たことを見抜いていたりと　
愛理がどこでそれを理解したかが描かれていない。

ゲームシステムに関しても　ゆいの感情機能　Y.U.I.S.で感情機能を全て起動しないと
最後のENDが見れなく、ゲーム内でのゆいの選択肢を全部選ばないといけないという
システム上かなりめんどくさい仕様となっているので攻略サイトを見ることを勧める。

とにかく　幽霊　事故多発　眠り病などに関してもだが　科学的発想が
出てくるので　それが理解できない人にはおススメできない作品である。

絵に関しては綺麗なので　そこに関しては問題はない。



評価　最高☆5つ　合計最高☆30

作画　　☆☆☆☆☆

キャラ　　☆☆☆☆☆

シナリオ　☆☆

Hシーン　☆☆

主題歌　　☆☆☆☆☆

BGM 　☆☆

合計　21/30