Angel Beats!(11) -Heaven’s Door- ネタバレレビュー
AB!の前日譚 ABHDが今巻で完結です。最後は岩沢 ひさこから始まったバンドがガルデモに
なるまでの話です。前巻でのふたりの確執を超え 入江 関根がとうとう本編に参加してきます。
・・というか今巻はこの二人の話です。死後の世界に来て勧誘される入江と関根。
アニメでは会話がなかったゆりっぺと入江 関根のやりとりも見れます。
関根 入江好きの自分としては楽しめました。
設定だとほぼ同時期にガルデモに加入となってましたが、今巻で加入順が明かされ
まずは入江が勧誘されます。さらに明かされた設定で彼女は楽器がリコーダーと
ピアニカしかできないという素人だったということ。
ひさこの地獄の特訓を課せられていたこと。生前では性格が災いして
いじめられていた傾向があり、それで生徒会長までさせられていたりなど
ぽつぽつ生前の内容があかされてきてます。
次が関根
天使とSSSの戦闘中 銃弾が飛び散る最中に死後の世界に来て
SSSに勧誘されたこと。生前でもベースをやっていたが
それは学祭レベルであり、プロレベルになっていた
岩沢 ひさ子 入江に足元にも及ばず、入江同様ひさ子に地獄の特訓を課せられる。
なんで入江もプロレベルだったかという理由がここでわかり
コミックでは入江が自分の苦悩から抜けドラマーとして頑張る決意をして
次の話で関根が目覚める話に飛ぶがこの間に6年経過していた事がわかる。
つまり関根 入江 同時期加入と言われていたが実際は
入江入隊から6年たったあとに関根が入隊してるのである。
そこで初めてガルデモというバンド名が付くが
アニメ番外編14話で関根がガルデモ命名の由来をユイ達に話していたが、
まぁあれは嘘だったのだが、共通する部分はある。
それはひさ子の凶暴さ。14話では関根のトラップで暴走し、
今回の11巻でも入江 関根に地獄の特訓を課すなど鬼とも言える所業(笑)を
行い関根から「モンスター」と言われ、そこからガールズデッドモンスターという名が
付いたのであるから、あの話(14話)で関根がいったガルデモ由来も
あながち嘘とも言い切れない・・・・・かもしれない。
この巻を見てると14話で関根が下克上を狙う理由や入江も止めなかった理由が
なんとなくわかるな~と(笑)
そして話の最後ではとうとうあの有名なオペレーション「トルネード」が初めて行われる。
本作でお馴染みのこれはこうしてやるに至ったんですね。
そしてトルネード完遂で1巻の冒頭 日向の会話シーンへ戻り、俺達の戦いはこれからだENDな
終をするわけですが、そのあと重大発表が今巻ではされました。
「AB!真章が麻枝さんシナリオ書下ろしで漫画で連載決定」
ゲーム2ndはまだかまだかとユーザーから言われてましたが、今巻のあとがきで
麻枝さん自身のコメントで2ndの発売の目処が立ってない、
なので漫画作画はこのままで漫画の方に託しますと書かれていることから
多分AB!ゲームプロジェクトは実質凍結でしょう。
麻枝さんの体の事もありますし、個人的にはこれでよかったと思います。
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