Charlotte レビュー
全話視聴しての感想としては、まず1話1話個別にみるよりまとめて観る方がオススメです。
AB!みたく1話完結でコツコツ進んでいくのでなく序盤は目を引く話の流れもなく、
1話1話見てたら疲れるかもしれません。
そして話が動き出す6話 主人公である有宇の妹である歩未がまさか死んでしまうとはという回。
(ここから最終話まで一気に見るのを個人的には勧めます)
そして7話で有宇が壊れる回 そこから友利に助けられまた生活に戻る中で8話もかなりリアルな
描き方だと思います。有宇の歩未の死を受け入れたはずが彼女が生きていた頃の習慣が抜けず
それをこれから生きていく先で克服していかなければならないという辛さ。
あのボーカル登場は意味あったのかな。たしかに友利の兄を回復に向かわせるためと
有宇の記憶を呼び起こすために必要だったがそこまで必要だったかは微妙。
そこからはあれよあれよと進みいきなり別世界 しかも兄がいてタイムリープを繰り返していたとか
だ~まえさんお得意のループ設定。けど主人公の能力が「略奪』とは!なんという
主人公にふさわしくない名前の能力だけど主人公らしい最強能力!
タイムリープで歩未を助けて一件落着と思いきや今度はVS世界とか
話が飛躍しすぎだなと。一応ここでメインヒロインらしく囚われて下着姿で拘束される友利。
熊耳も死んだりと色々急展開で、最後に能力者を守るために全世界の能力者の能力を奪うという
超強引な力技で最終回を展開し記憶を失い生還としたが、最後の友利のこれからは楽しい記録を
撮っていくという言葉はなんか微妙というか、彼女自体を深く掘り下げていないので
なんか微妙といえば微妙なセリフだった気がしなくもないです。
せめて友利をヒロインとしたエピソードを入れて、彼女が有宇にはっきり惹かれていく描写が
あってもよかったと思う。
かなり強引で力技な話になり最後は主人公無双でしたが同じ主人公無双のRewriteより
こっちの方がKeyらしくて好きです。
あと個人的にはこの作品で言いたいことって PVでも使われている友利の
「私達も明日はどうなっているかわかりません」このセリフがすべてだと思う。