アブソリュート・デュオ アニメ版 レビュー
原作五巻冒頭まで1クールでやりましたが案の定酷すぎです。しかも第一部完結までやってないし。
中途半端にやるなら2巻のリーリスの話までで切っておけ。
2巻リーリス編までは多少のカットがありながらも順調だったが3巻に突入すると、
日常パートはダイジェストで4巻は総カット。この日常パートがあってこそバトルなどの
見せ場が輝くのに。4巻のみやび洗脳編と殺破遊戯を混ぜた事により、
死と隣り合わせという緊迫感もなくなり、その前の3巻での本校襲撃は
死者が出てないに改変。そして装鋼の技師や七曜など裏の組織も
原作未読者にはこいつら出す必要あんの?的なぽっと出だし。
さらに11話終了直後に作者がみやびとの戦いや透流のレベルアップの説明など
細かい説明をTwitterでつぶやくくらい未読者には?な演出。
声優も朔夜が堀江というのも、合わなさすぎ。あの人では声が軽いから魔女の老獪さが出せない。
月見は二面性は悪くはなかったが、白うさ先生が子供っぽすぎ。
あと違和感でかいのはリーリス。お嬢様としての凛とした張りがない。
こっちも声が幼すぎ。
バトルも全部小競り合いにしか見えない。ラストの死化羽でユリエが天翔颯を使うのも
力場が魔法陣風なのはよかったが、スピードの演出がたりない。
悪の暴走っぽいだけで、銀狼のような凄さはなかった。
好きな作品だけに残念でした
tag : アブソリュート・デュオ