銃皇無尽のファフニール1 ドラゴンズ・エデン
ストーリー
突如現れたドラゴンと総称される怪物たちにより、世界は一変した――。
やがて人間の中に、ドラゴンの力を持った“D”と呼ばれる異能の少女たちが生まれる。
存在を秘匿された唯一の男の“D”である少年・物部悠は、“D”の少女たちが集まる学園・ミッドガルに強制的に放り込まれ、学園生の少女イリスの裸を見てしまう。さらに生き別れの妹・深月と再会した悠は、この学園に入学することになり……!? 「本当にどうしようもなくなったら、俺がイリスを――殺してやる」「信じて……いいの?」最強の暗殺者になるはずだった少年と、落ちこぼれの少女が繰り広げる、“たった一つの物語”が幕を開ける――! アンリミテッド学園バトルアクション!
ラノベとしては王道のハーレム物
簡単にいうとDという成人前の女性だけが持つ力で
ドラゴンに対抗する力を持つ少女VSドラゴン というのが
この世界の現在の対立の構図。
その中で主人公は男だけど そのDの素質があるということ。
能力設定は 簡単に言うとダークマターという元素を
物質に作り変えるという能力。
そのダークマターに干渉できるのが「D」という設定
ヒロイン達はそれに干渉してドラゴンに対抗する武器を
作り戦うが故に対人に関しては弱い。
逆に主人公の悠はヒロイン達と違い 人を殺す武器を
作り出すことは出来き対人は慣れてるが
VSドラゴンとの武器は
上手く作れないというバランスがよくあっている。
Dの少女達は ドラゴンに見初められると、Dの少女だけが持つ竜紋という紋様が
変化しそのドラゴンと接触するとその同種のドラゴンになってしまうという
設定がある。そしてドラゴン化した場合かつての仲間でも
殺さなければいけない。解除するためには ドラゴンを倒す 自殺する 誰かが殺すしかない。
物語としては ちゃんと練りこまれてると思う。設定も悪くなく
仲間がドラゴン化してしまう危機とかもいい。
かつドラゴンは簡単に倒せないくらい強い。Dの少女達が隊で戦っても
勝てるかわからないくらい。
この巻で出てきたドラゴンは艦隊が子供のおもちゃ程度の大きさに見えるらしい。
一人で1体倒せるとか実力が拮抗してないのが強さが伝わってくる。
主人公が使える隠されたVSドラゴンの力
これの代償が 既に支払われてる状態で
今巻でも少し支払わされてしまったという事。
それにより今後 人間関係がどう変わっていくかが楽しみ。
イラストに関しては梱枝 りこ先生の可愛い絵で挿絵ではえっちぃ絵も・・・。
ただ残念なのが、この人が描けないのかドラゴンの絵がないこと。
文章である程度イメージはわくが絵で欲しいとこでもある。
描けないならドラゴンだけ別の原画家に描かせるべきではないかと思う。
評価 最高☆5つ 合計最高☆15
絵/イラスト ☆☆☆☆
シナリオ ☆☆☆☆
文章/テキスト ☆☆☆
合計11/15
tag : 銃皇無尽のファフニール梱枝りこ