銀弾の銃剣姫(ガンソーディア)
ストーリー
「普通が一番」をモットーとする高校生蛍介の家に、元軍人の少女ルノアヴェルがやってきた。
彼女は異能兵“銃剣姫”(ガンソーディア)としてずっと異界の侵略から世界を守ってきたが、
とある理由により退役したらしい。まだ16歳のルノアの望みは『普通の高校生活。
そして、恋をすること』だった。しかし、ドーナツすら知らない、街中で武器を振り回す、
全裸で敬礼しちゃう、とどこまでも非常識な彼女のために奔走する蛍介は―異界人との戦闘に巻きこまれ、
あっさり死亡、復活!?なんと不死身に…!?
「蛍介様の魂、消えそうだったから…銀弾に、
封入してしまったのであります!!」
刻印銀弾“コードシルバレット”を巡る美少女×銃剣の最重要ミッション、始動。
新作ですね。設定的にはありがちパターンなんで省きますが
日常編が弱いというか、話がぶれてる印象を受ける。
メインヒロインのルノアが軍を退役して
螢介の姉が彼女に普通の生活を
教えてくれって名目で彼女をよこすのに、ちょっと敵と対決して
螢介の魂が敵も狙ってるアイテムに入れてしまったから
軍に復帰しろとか命令が来てさらっと復帰してしまい
日常生活は学校に通い始めると
いうようなのはあるが、殆どバトルに話が置かれていて
この彼女に普通の生活を教えてくれっていう設定必要あったのか?、
ルノアの友人であるクロエという女の子が登場するんだから
彼女を正規の螢介の護衛の任を受ける存在にして
ルノアを退役しているけど自分の意志で
彼を守る存在にした方がいいと思う。
武器のガンブレードも設定としては面白いが
ルノアのいる組織の武器がガンブレードオンリーっぽい
雰囲気だが、今後それぞれちがう特性を持った
ガンブレードが出てくるのかな?
今回のラストで螢介の魂とも言える弾をガンブレードに
装填して使い敵を
倒して螢介が倒れてしまうが、
主人公がこれで毎回死にかけるんじゃつまらいし
なにかこの設定を活かす主人公の能力が欲しいところ。
後は 少しすっきりしないのが、ルノア達の周りに
内通者っぽいのがいるのを匂わせる描写があるが
その正体が明かされないこと。
ラノベの暗黙な了解のような一つで続巻が出なくなる可能性もあるから
1巻目は区切りがよくすること。例えば敵の大ボスは倒せなくても
その1巻で事件を引き起こした敵は倒して区切りをよくすること。
今回も倒してはいるけど、内通者の正体が不明なまま。
大抵はこの内通者まで明かしてこそ区切りがいいんだけどね。
大抵のラノベの1巻でその事件の黒幕っぽいのは
最後に出てきて主人公に倒されるか、いずれまた会おうと
いって去っていくが、この話は明かされてもいない。
評価 最高☆5つ 合計最高☆15
絵/イラスト ☆☆☆☆
シナリオ ☆☆
文章/テキスト ☆☆☆
合計9/15
tag : 銀弾の銃剣姫(ガンソーディア)