ガンダムAGE レビュー
AGE完結しましたが、残念な作品でした。4クールで3世代って無理すぎる。
世代を超えてっていうのは面白い内容なのに、各世代が短すぎるので
キャラに感情移入できない。1期のフリット編は子供向けの
ご都合主義で終り 二期のアセム編は面白かった。
優秀な父親フリットに劣等感を感じるアセムと敵だった友達ゼハートとの
関係 それと一番 ヒロインとして登場していたはずだけど
ゼハートが好きそうな雰囲気を見せながらアセムと結婚したロマリーなど
この世代が一番面白かった。
ぶっちゃけロマリーがの中の人が花澤さんだったというのもあるけど。
3世代目のキオ編は、敵サイドのヴェイガンの人達の事を知り
不殺を目指しながら 主要メンバーとかを全然守れてないという始末。
1期のフリット編でコロニーでお互い対立しあっていた勢力を
UE妥当ということで一つに纏め上げた話など、
後の世代交代で時の流れを感じさせる伏線とかあると思っていたけど
なにもないし。
とりあえず 作中一番のヒロインはユリンで間違いなし。
けど最終話の2話前あたりまではまぁいいんじゃないのと
思っていたら最終話の1話前で、殺すわ殺すで、
ヴェイガンのレギュラーメンバー ゼハート含め死亡!
オイオイ ゼハート殺すなよ!ヴェイガン側のキャラが生き残らなきゃ
物語が地球の連邦の勝利という子供向けの勧善懲悪で終わっちゃうじゃんよ。
そして最終話には 復讐に燃えていた フリットじいちゃんが
孫達の説得で 戦場の敵味方問わず ヴェイガンの人達と助けるために
装置切り離しの協力を頼むシーンは・・・・ねぇ・・・
00の起動エレベーターみたい 両方にメリットや助ける意味がないと
ただの超ご都合主義。ぶっちゃけ連邦はこの隙にヴェイガンのMS撃ちまくればいいじゃん。
さらに最後はAGEシステムとエグザDBで火星圏の人達は助かり、
フリットは英雄として像も建てられましたと・・・・・。
フリットに関しては4クール全部登場で その苦悩とか思考も伝わってきましたが
アセムやキオは足りなかったな。
ぶっちゃけアセムなんて拮抗状態で長引かせるような考えだし
キオの不殺もSEEDのキラのように不殺を目指しますが
決めるまでのストーリーが薄っぺらいので、言葉も薄っぺらく感じる。
SEEDのキラの方は自分一人が不殺をやっても広い戦場では
意味がないんじゃないかと苦悩しながらもなるべく不殺をやりますが、
そこにいたるまでの物語がちゃんと描けてるから、
偽善だとわかっていてもキオよりはよかったと思う。
とりあえず残念な作品だった。ヒロインは子を生ませるための道具
ほとんど出番なし。でかい戦闘を一回やって世代交代
各キャラの描写の薄さなど これならフリット編を1クールで終わらせても
いいから残り3クールをアセム編で終わらせた方がよかった。
