OVA「灼眼のシャナS」IV オーバーチュア 後編
シャナの中でも人気が高い、この話。これはシャナがシャナという名前をもつ前の話であり、
シャナが成長する前の物語なので、今のシャナが好きという人には
つまらないと思います。
ですがこの物語の面白いトコは、
シャナが大上準子という少女の
存在に成り代わり
学園での彼氏や親子などとの人とのつながりを
擬似的であるが、体験をしているということである。
それに対してシャナがどう感じているか。
それでも家族や知人が見ているのはシャナという存在でなく
大上準子という存在であるということ。
最後にアラストールがシャナにいつかシャナという存在自体を見てくれるものが
現れるだろうというが、シャナは必要ないといいながら
物語の始まりの地である御崎市に向かっていくという
ところでしめている。
そこが 原作を読んでいるとわかるこの作品の面白いトコである。
さらに原作にはない その後のオリジナルカットが
原作では悠二からの視点で描かれていたのが
シャナの視点から描かれている、まだアニメ化されていないが
原作ファンなら 説明は不要であろう、この名シーンである。
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