青い空のカミュ レビュー
ストーリー
燐と蛍は川の中流域にある学校に通う友達同士、
二人で町に買い物に行った後、夕方電車に乗って帰るときにうっかり寝てしまう。
燐が目を覚ました時、そこは蛍の住む村にある終点駅だった。
自分の降りる駅からかなり寝過ごしてしまった。
燐は「寝過ごしちゃった。蛍の家に泊めてもらおうかな」と笑うが、
すぐに様子がおかしいことに気づく。
乗客は既に降りたかもしれないが、
終点の駅にも、まだ夜の8時にも関わらず、誰もいなかった……。
レビュー
プレイ時間としては フルプライスの短く普通にプレイして5.6時間といったところでしょうか?
一日プレイすればクリアできます。
選択肢がありまちがえればBAD直行のばかりです。
もう一つややこしいのが、作中に読んでるといきなり画面にいきなりノイズが走る演出がありますが、
その演出と一緒に画面右に矢印が出ますがそれをクリックすると 同時間帯か過去の話などサイドストーリーが
見れますが、ちょっと気がつきにくいかもしれません。自分も最初気が付きませんでした。内容が内容だからそれに対しての演出だと思ってました。
内容はホラー+文学的な話でかなりややこしいです。色々な作品の引用が使われたりするので、その本を読んでないと主人公であるヒロイン二人の会話も理解しにくいです。一応こんな作品という説明はありますが、それでも難しいです。
冒頭は普通のホラー作品のように知っている駅なのに普段と違う、暗くていきなり化け物登場とか定番ものですが、
ヒロイン二人は選ばれた勇者でもなく普通の子達(冒頭では)なので逃げるしか術はなく、町の中へ逃げ込んでいくという
始まりです。
進めていくうちに この異界に来てしまったのががヒロインの片割れの「蛍」の家と関係があるとわかって、蛍も人間じゃない座敷童ということがわかりますが、いい演出だったのが最後までヒロイン二人は不思議な勇者パワーに目覚めることもなく、あくまで自分達が巻き込まれたのは運がなかっただけで「たまたま」だったということです。たまたま、その日のその場所にいたから巻き込まれたしまったというだけです。それとこの異界が現世と完全に独立してるわけでなく、最後には現世でのこの町が全滅、町人も町を離れてた人以外多分全滅してしまってます。かなりビターENDです。途中のノイズを飛ばさなければ選択肢ごとにセーブしておけばCG取り逃しもないですし、一本道で一回クリアしたあとのトゥルーENDルート開放とかもなしです。
選択肢は間違えれば即化け物につかまり犯されBADENDとなりますが、この選択肢がどちらに進むとかどこに隠れるとかで、正解のヒントがありません。これも理不尽で分かりにくいと思う人もいるかもしれませんが作品を読んでると、世界は理不尽だという演出もあり、それを体感できるように、ヒントなし、「たまたま」こっちを選んだから助かった、「たまたま」こっちを選んだからつかまってしまったという理不尽を味合わせるよい演出だと思います。
エッチシーンは全部凌辱で触手など異種姦です。どれもよかったですね。個人的には二人とも犯された後、精液まみれで転がされてるところで、逃げるのをあきらめ最後まで二人で一緒にいようねと誓ったあと並んで犯されてるシーンとかよかったですね。
凌辱好きには需要ある内容かなと。
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